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【🧠Yononaka⑳】エネルギー 9/17

アクティブラーニング「Yononaka」

学校などの公教育の場では「自分の意見を表現する機会が少ない」と思っており、キャリア教育を意識した取り組みとして、月に一度の頻度で実施しております。


今回の参加者は12名(小学生:7名、中学生:3名、高校生:1名、大学生以上:1名)、3つのグループでワークに取り組みました。



ワーク①「再生可能エネルギーについて思うこと」

今回は、Yononakaの授業前に「エネルギーという言葉を聞いた瞬間、最初に頭に浮かぶイメージやキーワードは何ですか?」という質問を行いました。



電気・発電に関する意見が多く、それを赤字で示しております。

まずは、参加者の関心が高い「再生可能エネルギー」について、1人1人思っていることを共有していきました。



地熱、風力、太陽光、バイオマス、潮汐、水力など、さまざまな再生可能エネルギー源を挙げました。

再エネは発電量に課題があるという意見の一方で、最新の太陽光パネルは効率的にエネルギーを生成できるという意見も出ました。また、再エネは環境に優しいとされる一方で、環境への悪影響をもたらす可能性があるとの意見もありました。

雷をエネルギーとして利用するという新しいアイデアも出ました。



ワーク②「動画を見た感想を共有しよう」

今回小学生の参加者が多かったので、彼らが興味を持ちやすいよう、地球環境の課題解決に取り組む「小学生発明家」の活動を示す動画を視聴しました。動画に関連して「これが印象的だった!」や「私だったらこんな取り組みを試したい!」など、それぞれが見た感想を共有しました。






自分たちと同じくらいの年齢で、未来世代のため地球温暖化解決の活動をしている姿に、参加者たちは感銘を受けた様子でした。

ドローンがCO2を約90%回収できる点や、その安定した飛行能力が注目されました。また、ドローンのサイズを大きくしてCO2吸収能力を向上させるなど、さらなる改良と未来への展望についての意見も出ました。


参加者たちの反応を観察すると、このプロジェクトが未来の世代に向けた希望を喚起していることが強く感じられました。このプロジェクトがさらなる支援と改良を受け、その目標を達成できることを期待しています。


ここで前半のワークは終了。5分間の休憩をはさみました。




ワーク③「自分にとって、エネルギーを感じる人やモノ」


ワーク①でも示しました、事前にもらっていた回答ですが、それをもとに前半は電気について考えました。

そこで後半は、他のエネルギーについて検討するうえで、まずは「自分にとって、エネルギーを感じる人やモノ」について各々考えました。



有名人(例:中山きんに君、松岡修造さん)、特にスポーツを行っている人から強いエネルギーを感じるといった意見が出ました。

自然界の物(大きな木、水)や技術的な現象(電車のブレーキ時のエネルギー回収)という意見や、自分の好きなモノ(音楽や舞台、ゲームなど)からエネルギーを感じるとの意見もありました。


エネルギーが多様な形で私たちの周りに存在し、それが私たちの心や身体に影響を与えていることがわかります。また、個人的な経験や興味に大きく依存していることもわかりました。

参加者たちは自身がエネルギーを感じる瞬間や源を再認識する機会になったと思います。また、他の参加者の意見を聞くことで、新しい視点やインスピレーションを得ることができたと言えます。


以下、ワークのまとめです。

さまざまな「エネルギー」が共有されましたね。これらが、体力やモチベーションを高めることで、私たちは積極的に取り組むことが出来ていると思います。



さて、再び電気について話しますが、電気を生成する際にはさまざまなエネルギー源が利用されます。特に化石燃料を用いた発電は環境に大きな負荷を与えることが知られているため、最近では「持続可能」、つまり環境に優しい再生可能エネルギーの利用が推奨されています。これには太陽光、水力、風力といったエネルギー源が含まれます。



この考え方を私たち人間の日常生活や行動に適用してみるとどうなるでしょうか?「持続可能」な視点から私たちが日常で感じるエネルギー源、行動や生活など、「自分にとってサステナブルなこと」を共有していきましょう。





ワーク④「自分にとって、サステナブルなこと」


今回のワークは、参加者間で共感する瞬間が何度も見られました。一人が何かを発言すると、それに共感して声を上げたり、自分ならこう感じるだろうと自分の意見を共有したりする人がいました。

個人的には「意見を共有すること」という意見が印象的でした。まさにこのYononakaが今後も「意見共有の場」として開催していければいいなぁと思いました!


また、別の参加者が「思い出や経験」という意見を共有したときは、私たち主催者側も予想しておらず、他の参加者も驚きの表情を見せました。その発言がきっかけで、他の参加者も自由に、そして熱心に意見を交換するようになり、意見の幅が広がったと思います。その時の雰囲気は、まるで参加者の脳がつながっているかのようでした。参加者全員にとって有意義な時間となったと感じます。


以下、参加者の感想です。

・他の人の話を聞くとなるほどと思った。

・意見を共有できてわくわくした。

・みんなと話せて楽しかった。

・「思い出がエネルギー」という言葉が印象的でした。

・「人間関係がサステナブル」という意見がかっこよかった。

・ドローンを使って、CO2を吸収した子の動画が良かった。



次回のテーマは「情報リテラシー(SNS編)」についてです。

いつものオンライン開催で、さまざまな視点から考えるワークをしていきます。

予習や事前知識は要りません。

自然体でお気軽にご参加いただけると幸いです。


日時:10/22(日) 10:30~12:00:「情報リテラシー(SNS編)」


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