6/10(土)、17(土)の2回にかけて、国際ロボット競技会「URC」のオリエンテーションを実施しました!
過去に大会で好成績を収めた現スタッフの「田中碧さん」から、
2023年のテーマや、ルールを読み解く方法、高得点のヒントなど、レクチャーしてもらいました😀
6/10 「ロボット競技部門について」
まずは、今回の大会ルールを参加者と確認しました。
URCにはスポーツと同じようにルールがあります。
しかし、サッカーや野球と違って大会ごとにルールが違ってきます。そのルールをしっかりと理解して、どうすれば効率よく得点が取れるか戦略をたてる必要性を、参加者に共有しました。
質疑応答の時間を設けた後、実際のコースでシミュレーションを行いました。
ロボット競技部門の大会要項は以下の通りです。
【大会要項】
地区予選申込:7月7日~7月25日 ※期間内に動画投稿でエントリー
テーマ:『ブロック積み上げコンテスト』
参加費:1,650円
表彰部門:レギュラー部門(小学生) ・アドバンス部門(中学生、小学生も可)
決勝大会:8月26日
各部門上位2位までが決勝進出。決勝大会は、およそ12ヶ国から選出されたチームが参加予定です。
〆切の7/25(火)までに教室を開放して皆さんのチャレンジを後押しします!
教室開放日:7/8(土)・12(水)・14(金)・15(土)・19(水)・22(土)・24(月)・25(火)
※その他、可能な限り参加者に時間を合わせます。
【テーマについて】
今回は、指定の箇所へどのようにして、ブロックを正確に高く積み上げることができるのか?を得点で競います。
エジソンアカデミーのカリキュラムでいうと、レベル3の3回目「アーム付き搬送ロボット」の要素が必要です。
※ブロックを積み上げるのにはサーボモーターが必要になるため自考力キッズの受講生は対象外になります。
国際ロボット競技会というとハードルが高いイメージ?を持たれるかも知れませんが授業で行っているミッションテーマの延長で考えることができます。
日々の学びを活かして、可能性を広げましょう!
6/17 「アイデアコンテスト部門について」
まず、過去の最優秀作品を見て気づいたこと、発見したこと、感想などを参加者同士で共有しました。
次に、今大会のテーマについての対策を考え、意見を共有し合いました。
テーマは、SDGs13番の「気候変動に具体的な対策を」です。
温室効果ガスの排出を原因とする地球温暖化現象が招く、世界各地での気候変動やその影響を軽減することが目標です。 こうした気候変動の対策ができる新たなロボットを考察・制作し、それぞれのアイデアの独創性・技術力・デザイン性を競います。
アイデアコンテスト部門の大会要項は以下の通りです。
【大会要項】
地区予選申込:7月7日~8月18日 ※期間内に2分以内の動画投稿でエントリー
テーマ:『SDGs13:気候変動に具体的な対策を』
参加費:1,100円 (チームの場合は5名まで)
表彰部門:小学生・中学生
8/26(土)より一般公開がスタート。9/11(月)までweb投票が実施されます。
そして、日本予選の上位2作品が世界大会へ進みます。
【実行委員の審査について】
①独創性 ②技術力 ③デザイン性
※プレゼンの評価はなく、作品の機能や特長が伝わる動画であれば問題なし。
スクールのロボット発表会と同様、「2分以内の動画」で発表をします。
アイデアコンテストではテーマに対する独創性が評価対象になるので、自考力キッズの皆さんも参加可能です。
いつもの発表会のように、テーマに対して自分なりの対策を自由に考えロボットで表現して欲しいなと思います!
教室開放日:授業の実施日・8/17(木)・18(金)
※その他、可能な限り参加者に時間を合わせます。
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前回2019年のロボット競技部門では、近畿大会を優勝し、世界大会へ出場しました。また、アイデアコンテスト部門では個人で最終選考に2名残り、現スタッフの「田中碧さん」が最優秀作品賞を受賞しました。
URCは、アーテック主催の小・中学生のための国際ロボット競技会です。
「URC(UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGE)」は、世界中にいるアーテックロボユーザーが、ロボットの製作・プログラミング技術を競い合い、ロボティクス技術への興味・関心を高める国際競技会です。
スクールでは、新型コロナ感染症の影響もあり参加サポートを停止しておりましたが、今年から再開いたします。 3つの部門のうち「ロボット競技部門」と「アイデアコンテスト部門」への参加サポートになります。いずれも動画投稿でエントリーできます。
子供たちにとって、普段の授業の学びを活かせる大切な機会だと思っています。
自分が作ったロボットを発表することで、表現力を育むことはもちろん、動画に残すことで客観的に自分の作品を振り返ることでもできます。
他の参加者のアイデアや作品に触れることで、それぞれの個性や思考を学ぶとともに、自分の現在地点を知り、さらなる成長への道筋を見つける貴重な体験にもなります。
ロボット競技部門では、定められたルールを読み解き最高得点を目指し、試行錯誤を重ねる粘り強さが求められます。こうした経験は子供たちの未来の挑戦に役立つでしょう。
ロボットプログラミングの学びは、授業で学んだことをもとに「自分で考え作ってみる」ことが大切だと思っています。
失敗を恐れずに、自分の可能性を信じて、年に一度の貴重な時期に、自分のアイデアを試してほしいと思います!
2019年に好成績を残された田中碧さんですが、スクールに通い始めた当初からすべての発表会や競技会にチャレンジし続けることで、そこから成長しました。
現在高校生でスクールのスタッフとしてサポートしてくれていて、プログラミングの学習も継続しています。
高校生活では、演劇部の一員として、脚本を書いたり役者をしたりなど、テーマに対する自己表現の道を歩んでいます。
定められたテーマをもとに、自分で仮説を立て、調査、検証を繰り返して表現する学習を「課題解決型学習」といいます。
ロボット競技会は、課題解決型学習の一例となり得ます。競技会では、参加者は事前に定められたルールや目標をもとに、オリジナルのロボットを組み立て、プログラミングします。
単にロボットを作るだけでなく、それがどのように機能し、競技のルールに適合するかを考える必要があります。
これは実世界のエンジニアリングと似ており、この経験を通じて子どもたちは、実世界の問題解決に必要なスキルを習得することができると思います。
子どもたちが未来に向けて、一歩ずつ前進する大切なステップとして、ロボット競技会へチャレンジほしいと思っています!
この夏休み期間を利用してURCに参加しませんか?
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