キープオンのものづくりは、単に物を作るのではなく
「自分のアイデアをカタチにする」創造体験です。
アイデアを具体化していくプロセスでは、物の構造を理解し、試行錯誤する力を養うことができます。
このプロセスで得られる達成感は、何にも代えがたい貴重な経験となります。
これらの体験を重ねることで、自信が積み上がり、自己肯定感を高めることができます。
自己肯定感は、どんな状況でも対応できる強さの基盤です。
お子様が将来、どのような状況にも対応できる人になれるよう、最大限にサポートをしていきます。
学校での学びはもちろん大事です。しかし、文字や図だけで学ぶのは限界があると思います。
ロボットプログラミングは実際の3D空間での体験を通じた学びです。私たちは日常生活で五感を使いながら生活していますよね。ロポプロではその五感をフルに活用します。
具体的には、ロボットを直接手で動かし、その動きや反応を目で見たり、耳で聞いたり、触れることで確かめたりしながら学びます。
このように、視覚・聴覚・触覚を使って学ぶことで、より理解を深めることができます。学ぶことの楽しさを全身で感じ取ることができるのです。
キープオンのロボプロは、ブロックを組み立てて、ロボットをつくるのですが、つくって終わりではありません。
つくって「動かせる」ことが最大の魅力です。
ものづくりに加えて「もの動かし」ができると、立体的な表現が可能になり、表現の幅が大きく広がります。
これにより、創造性や想像力がより豊かになり、学ぶ楽しさも増します。
「動く」と「動かす」は少し違います。自転車と車を例に取ると分かりやすいでしょう。
自転車は、自分の足を動かして進みますよね。一方で、車を運転する時は、アクセルやブレーキのペダルを踏むことで進みます。
つまり車は「操作によって動かす」ので、自分がその場にいながらも、動くことが可能です。
ロボットも、車のように操作によって動かします。
この「動かす」という能力は、将来的に機械やコンピューターを操作する仕事、あるいは人をマネジメントする仕事に就く際に非常に重要です。
日常生活においても、何かを頼むときにこの能力が必要ですよね。自分の意志を明確に伝え、望む結果を得るためには、適切な指示が欠かせません。
ロボットを操作し動かすプロセスは、多くの学びをもたらします。
まず、何かを観察するという学びです。ロボプロでは、思い通りにいかないことを必ず経験することになります。なぜならプログラムが正しくても、環境や条件によって動きが変わるためです。
たとえば堅い机の上で動かすのと、柔らかいソファで動かすのは全く環境が違います。ライトの明るさやちょっとした段差なども動きに関わってきます。
ですが、ロボットは自分が命令した通りにしか動きません。上手くいかなかったときの原因は明確です。
このことから、原因を確かめ、試行錯誤しながら原因究明に努めます。このプロセスを通じて、問題を発見し解決する能力が養われます。
第三者からみて、わかりやすいのも特徴のひとつでしょう。
どの部分でつまずいているのか、原因は何なのか、外から見てもわかりやすいので、子どもたちをサポートしやすくなります。
キープオンのスタッフは、子どもたちの学びに対して積極的にリアクションを示すことを心がけています。
「それはすごいことやで!」と声をかけることで、子どもたちは「自分でもできるんだ」という成功体験を得ることができます。積極的に行動するきっかけにもなると思います。
ロボプロを学ぶことは、単にロボットの技術的な側面を理解するだけでなく、人間についての理解を深めることにも繋がります。
ロボットはセンサーから得た情報を元に、プログラムを経由してモーター、LED、ブザーで動きを表現する。
これは人間が、目や耳などの五感から得た情報をもとに、考えたり、何か行動したりする流れに似ています。
そのため、ロボットの構造を学ぶことは、人間の構造を理解する手がかりともなるのです。
また、ロボットと向き合いながら試行錯誤する過程は、他人との関係性を築く上での貴重な学びにもなります。
「これはなんやろう」と、知らないことを調べる好奇心や問題解決能力は、学びの範囲を広げることにもつながります。
プログラミング学習の中でも、ロボットを使うことによる学びは非常に大きいと考えます。
言語を書いてホームページやシステムを作ることより、3D空間という具体的で制約のある環境での学びは、生活や社会で役立つより実践的な学びになると思っています。
それは汎用性が高いので、「これってここでも生かせるやん!」という認識を備えることができるでしょう。
現代社会は便利な道具に溢れており、それらを組み合わせて新しいものを作るのが、今のフェーズだと思います。
このような背景において、ものづくりは重要な基盤です。ロボプロで、ものづくりのリテラシーを備えることで、
日常生活や将来の仕事での応用が可能になるでしょう。
子供たちはアイデアに溢れています。
人生経験がまだ少ないので、自分の思いついたアイデアに対して素直に自信を持っています。
「できそう」とか「やれそう」という前向きな思いは、創造性を育む原動力になるでしょう。
変化が激しい現代社会において、以前は不可能だと考えられていたことが、実現可能なアイデアとしてどんどん出てくることが予想されます。
発明は運とタイミングによることが多いです。かの有名なエジソンも発明品に対してどれだけ失敗を重ねたことか。
子どもたちには、このような失敗を恐れずにとことんアイデアを出す練習をしてほしいと考えます。
また、今後大人の方々にも「アイデアをカタチにできる機会」を、スクールで提供していきます。
子どもとは違う視点から、人生経験と知見をもとに様々なアイデアを発想してもらえると嬉しいです。