今回は日本の未来社会について。
2020年からの感染症の影響で、わたしたちの生活様式は大きく変わりました。
3年経過した今年以降もリモートワークやオンライン授業など、生活に便利な技術は、これからも利用されていくと思います。
未来社会「Society5.0」が身近になっています。
Society 5.0とはどんな社会?
Society 5.0は日本が目指すべき未来社会の姿として 政府が提唱しています。
IoTによって、人とモノがネットワークでつながることで、様々な知識や情報がビッグデータとして共有され、AIがそれらを分析しロボットとヒトが共に生きる社会
それがSociety 5.0です。
Society 5.0で何が変わる?
日本の経済発展と社会問題を、技術の力で解決することが望まれます。
内閣府の公式サイトでは「Society5.0」は以下のように定義されています。
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
引用元:Society 5.0/内閣府
テクノロジーによって、仮想空間と現実空間を融合することで 1人1人に対応したサービスを実現します。
たとえば交通面では、過去の履歴などのデータをAIで解析することで、自分の好みに合わせた観光ルートの提供や、天気や混雑を考慮した最適な計画が提案されるようになります。
医療面では、各個人の身体データをリアルタイムで計測し、自動で健康診断をして、風邪や病気を早期発見したり、病院の斡旋や予約までできるようになる可能性があります。
必要な情報が必要な時に提供されるようになり ロボットや自動走行車などの技術で
「少子高齢化」「地方の過疎化」「貧富の格差」などの
社会課題が克服されることが期待されています。
社会が変われば人材も変わる
社会が変われば求められる人材変わっていきます。
あらゆることが自動化、ロボット化していくなかで、これまでの仕事と入れ替わり
「ヒトでなければいけない」
仕事が生まれてくることでしょう。
決められたルールの中で、正確さと効率さが求められるような仕事は、ヒトよりもロボットの方が優れています。
事務作業や単純作業は、だんだんとロボットに置き換わっていくことが見込まれます。
では どんな人材が求められるでしょうか?
一番すぐに思い浮かぶのは 「ロボットを動かす役割」ではないでしょうか。
便利で優秀なロボットは ヒトがプログラミングで指示を出すことで 動くことができています。
それだけではありません。
ロボットがどんな人に どんな場所で求められているか?ニーズを見つけるのもヒトの役割です。
ですので、ロボットプログラミングを学ぶみなさんは、これからの社会で貢献できるチャンスが数多くあるということです。
キープオンラボでは、今後もみなさんのトライ&エラーの機会をつくり、想像したものを創造する作業を通して、未来社会へのステップを提供していきます。
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